初詣にお参りしたい『愛宕神社』”出世の階段”のすごい御利益!
東京都港区にある『愛宕神社』(あたごじんじゃ)は、『出世の石段』で有名な神社です。
愛宕神社は、標高25.7メートル。天然の山としては東京23区内で一番の高さと言う事です!
曲垣平九郎の事故にちなみ、愛宕神社正面の坂(男坂)を、「出世の階段」と呼び、”多くの人が、この男坂の出世の階段を登って神社に参拝されています。
『出世の階段』を登ってお参りすると、”仕事運上昇”の御利益があると言われているので、仕事運を上げたいと言う方は、初詣にお参りすると縁起の良い歳になるかも知れませんね。
ちなみに、元旦に訪れると、長蛇の列となっていますので、早い時間にお参りされる事をおすすめさせて頂きます。
『出世の石段』のいわれ(曲垣平九郎の事故)
寛永11年、江戸三代将軍、家光公が将軍家の菩提寺である芝の増上寺にご参詣のお帰りに、愛宕神社の下を通った時、愛宕山の満開の梅を目にされた家光公が、「誰か、馬にてあの梅を取って参れ!」と命ぜられました。
この愛宕山の石段(男坂)はとても急勾配。歩いてのぼり降りをするのすら、ちょっと勇気が必要なのに、馬でこの石段を登って梅を取ってくるなど、とてもできそうになく。下手すれば、よくて重傷、悪ければ命を落としそう。家臣たちは、みな一様に下を向いております。
家光公は、みるみる機嫌がわるくなり、もう少したてば、怒り爆発というその時に、この石段(男坂)を、馬にまたがったままのぼり始めた者がいました。その者は、曲垣平九郎(まがき へいくろう)と言い、顔すら知られていない者でした。無事、梅を取ってきて家光公に届けた事で、平九郎は家光公より「日本一の馬術の名人」と讃えられ、その名は一日にして全国にとどいて、大出生をと遂げたと、伝えられています。
『愛宕神社 』:由緒・御祭神
【由来】
1603年、慶長8年、江戸に幕府を設く徳川家康公の命により防火の神様として祀られました。
慶長15年、庚戊本社をはじめ、末社仁王門、坂下総門、別当所等将軍の寄進により、建立されました。祭礼などには下附金を賜るほど、当時の幕府の尊崇は篤いものでした。
【御祭神】
〔主祭神〕火産霊命(ほむすびのみこと)〈火の神〉
〔配祀〕罔象女命(みずはのめのみこと)〈水の神〉
大山祇命(おおやまづみのみこと)〈山の神〉
日本武尊(やまとたけるのみこと)〈武徳の神〉
『愛宕神社』:御利益
・火に関するもの。防火、防災
・印刷・コンピューター関係
・商売繁盛
・恋愛・結婚・縁結び
『愛宕神社』:アクセス
【所在地】
〒105-0002 東京都港区愛宕一丁目五番三号
TEL:03-3431-0327
【最寄駅】
・東京メトロ:日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分 / 「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分
・東京メトロ:銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分
・都営:三田線:「御成門駅」より徒歩8分
・JR:「新橋駅」より徒歩20分
『愛宕神社』:リンク
*愛宕神社:リンク*
*愛宕神社:instagram
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